| 【 症状 】 |
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症状が出始めるのは、生後2ヶ月くらいから。1才以下では顔、耳の下、首の周り、胸などに赤くもリあがった湿疹が水をもってジクジクしてきます。頭にかさぶたができることもあります。
1才以上になると、顔や頭だけでなく、手首、足首にできるようになり、湿疹はだんだん乾いてカサカサになっていきます。耳切れを起こす子もみられます。
3歳以上になると、ひじやひざの裏や目の周りに乾燥して、カサカサした赤い湿疹ができたり、湿疹がかたまって皮膚がゴワゴワして盛り上がってきます。また、手がひび割れることもあります。
冬は皮膚が粉をふいたようになって、かゆみが増し、夏は汗をかくので、ジクジクしがちです。
いずれの場合にも繰り返しおこり、かゆみが強く、かくと悪化します。
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| 【 治療 】 |
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肌を清潔に保つこと大切です。食べ物で汚れやすい手や顔はまめにふくようにし、毎日入浴させましょう。あせもになると、症状を悪化させますので、特に夏場は毎日入浴させます。
石鹸は泡立てて、さっと洗うようにします。タオルでのゴシゴシ洗いは避けます。もともとアトピー性皮膚炎の子どもは、皮膚表面の脂分や汗の分泌が少なく、肌が弱いのです。洗いすぎて皮膚の脂分がなくなってしまうと、よけい刺激を受けやすくなります。皮膚の乾燥も進み、かゆみも増してきます。
冬は特に皮膚が乾燥しやすいので、乾燥肌用の石鹸を使うのもよいです。お風呂は熱すぎないように、長風呂は避けます。体が温まると、かゆみが増すので、注意が必要です。
かゆいので、湿疹をかいてしまいがちですので、赤ちゃんの爪は常に短く切ってかきこわすことのないよう、気をつけてください。
また、かゆみがひどい時は、受診してかゆみを抑える軟膏を処方してもらいます。軟膏はステロイド系のもの、非ステロイド系のものとさまざまです。
症状によって、軟膏を使い分けますが、ステロイド系のものを使うときは、副作用の心配があるので、医師の指示を受けてください。
非ステロイド系のものには、炎症を止める軟膏、肌の乾燥を止める軟膏などがあります。湿疹の症状やかゆみによって使い分けをして、かゆみがなくなるまできちんと治療し、湿疹を治してしまうことが大切です。
かゆみを抑える抗ヒスタミン剤や、アトピー体質の改善を目的に抗アレルギー剤を服用することもあります。いずれも医師に処方してもらいます。 |
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| ●除去食について |
赤ちゃんや子どものアトピー性皮膚炎の場合、食べ物との関係が深いといわれますが、実際は10人に1人くらいの割合でそれほど多いわけではありません。
アトピー性皮膚炎だと、すぐに卵や牛乳はダメと考えがちですが、卵や牛乳は赤ちゃんにとって大切な動物性たんぱくですから、勝手に制限してはいけません。
除去食事法は医師の指導の下で行ってください。その際は、まず血液検査や皮膚テストを参考に、特定の食べ物を2〜3週間やめてみる除去試験をして、どうするか医師が決定はします。
アトピー性皮膚炎は皮膚が丈夫になっていけば、たいていは小学生のころ、遅くとも思春期のころには治っていきます。それまでは気長に治すつもりであまり神経質にならず、上手に付き合っていきましょう。たとえ、湿疹がなかなか治らなくても「赤ちゃんや子どもがつらくなければ、少しくらいはしかたないわ」くらいに思っていてください。 |
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