おうちで看護するママ、応援マニュアル
看護の基本は病人のかたが快適に過ごせるようにすることです。
赤ちゃんや子どもは、言葉で要求を話すことが難しいのでその分も心遣いしてあげたらいいですね
  便秘になったときの看護のポイント
母乳の出がわるくなって、粉ミルクに替えたとき、離乳食をはじめたとき、気候の変化などにも赤ちゃんはすぐ便秘します。でも機嫌がよく、おなかを痛がっている様子もないなら、3日くらいの便秘は気にしなくても大丈夫です。

ただ、おなかがパンパンに張っていたり、腹痛があるようなときはうまく便を出してやったほうがいいでしょう。薬を使わずに家庭でできる効果的な方法がたくさんあります。
◎ 腸の運動を助けるために「の」の字マッサージ
便秘をするのは、腸のぜんどう運動が弱まっているために起きます。その運動を助けるために、腸の上からマッサージしてあげます。

おへそを中心におへその下からはじめ、小さな「の」の字を書きながら、ゆっくりと大きな「の」の字を書いていくような感じでマッサージをしてあげてください。

この方法は薬も器具も何も使わないので、とても安心できます。小さい赤ちゃんのために指導されることが多いようですが、幼児にも効果があるようです。
◎ マルツエキスの糖分は便をやわらかくします
昔は赤ちゃんが便秘になると、よく砂糖湯を飲ませたそうです。糖分には便をやわらかくする働きがあります。

マルツエキスは、麦芽糖を主成分にアメ状にしたもので、おだやかな効き目で小さな赤ちゃんでも安心です。普通は湯冷ましで薄めますが、そのままスプーンで飲める赤ちゃんなら、そのままで大丈夫です。
◎ 小さな赤ちゃんの便を出させるなら綿棒浣腸を
赤ちゃんの自然なお通じをうながすためには、浣腸をクセにしないほうがいいのですが、おなかが張って苦しそうなら浣腸で便を出してあげるのもいいでしょう。

まずは摩擦が起きないように綿棒にベビーローションやオリーブオイルなどを塗ります。実はこれで肛門のまわりをチョンチョンと刺激するだけで便が出てくることもあります。
それでも出ないときは綿棒の先を肛門の中に入れてゆっくりと回転させ、浣腸をしてみてください。しばらくすると、便がニョロニョロっと出てきますよ。
◎ 少し大きくなったらイチジク浣腸でも可
綿棒浣腸と同じ要領で子ども用のイチジク浣腸をする方法があります。
これは、便をゆるくするグリセリンを肛門から注入する方法です。年齢によってグリセリンの容量が違うので薬局で年齢を伝えて買い求めてください。あとは説明書どおりに使えば大丈夫です。

浣腸するときは、おしりに異物が入るので、驚いてあばれることがあります。赤ちゃんの足は腕でしっかり押さえておきましょう。肛門の部分もしばらくティッシュで押さえておきます。
◎ 少し大きくなったらイチジク浣腸でも可
赤ちゃんの場合、何か病気があって便秘するのは本当に稀です。離乳食の量が少ないなどの理由で便秘になることはありますが、それも成長とともに解消されるでしょう。日頃から食物繊維の多い野菜や海藻類を多く採り、よく運動させるように心がけましょう。また水分も多めに採るように気をつけてあげてください。
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