おうちで看護するママ、応援マニュアル
看護の基本は病人のかたが快適に過ごせるようにすることです。
赤ちゃんや子どもは、言葉で要求を話すことが難しいのでその分も心遣いしてあげたらいいですね
  下痢になったときの看護のポイント
少しぐらい便がゆるくても、元気で食欲があり、機嫌がよければミルクや食事の制限はする必要はありません。下痢は腸の中の悪者を外に出そうとする現象ですから、むしろ止めずに出させてしまったほうがいいのです。

ただ、機嫌が悪い、嘔吐と一緒になっている、便が真っ白になっているときは必ず診察を受けましょう。それと下痢が長引くと、オムツかぶれも心配。まめにおしりを洗い流してあげましょう。
◎ 下痢が続くときは消化の良いものを
下痢を繰り返していると、体力的にも、おなかのほうもかなり疲れている状態です。そこで、おなかに優しいいつもよりやわらかく煮たうどん、おかゆだけにしてみてください。

それで普通の便が出るようになれば、まずは野菜、次に豆腐、白身魚といった感じで少しずつ増やしていきます。離乳食の時期であれば1段階戻す、といった感じです。油分の多い食事は消化に時間がかかり、おなかに負担がかかるので、病気がよくなってからにしましょう。

ミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合は、量を調整して与えすぎないこと、欲しがってもいつもよりは控えめに。
◎ オムツかぶれ予防に座浴を
何度も下痢を繰り返していると、オムツをしている赤ちゃんはウンチの刺激でおしりの皮膚が痛くなってきます。それをティッシュなどでこするとヒリヒリしてきてかわいそうな思いをさせてしまいます。

そうなる前にまめに座欲(おしりだけの入浴のこと)をしてあげると良いです。
下半身だけ脱がせて洗面器の中のぬるま湯におしりをつけて、手でやさしく洗い流してあげればOK。1日に1回はせっけんできちんと洗ってあげましょう。
※上着のすそは洗濯バサミで止めておくと濡れなくていいですよ。
◎ 水分は少しずつ何回でも与えてください。
「下痢しているから、飲み物も飲ませない」というのは間違いです。下痢すると体の水分が失われるので、水分補給は必要です。冷たい飲み物や消化の悪い乳酸飲料やオレンジジュースを避けてあたたかいスープなどを中心にあげてください。
◎ 少しよくなっても油断は禁物!
一度ちゃんとした便が出たからといって、「もう治った」と好きなものをどんどん食べさせてはいけません。おなかはまだ疲れているのですから、急にいろんなものが入ってくると、消化しきれずにまた下痢を起こすことがあります。

それに脂肪分が多いものを大量に食べさせるのは無謀です。ポテトチップスなどのスナック菓子、生クリームやバターたっぷりのケーキなどはしばらく様子を見たほうが無難です。食べたがらないように見えないところにしまっておきましょう。
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