赤ちゃんはよく高い熱を出します。そんなとき驚いてオロオロとしてしまいますが、まず、落ち着いて、落ち着いて。
熱が出るのは、体の防御反応です。赤ちゃんや子どもの体が体内に侵入してきた病原菌をやっつけようとがんばっているのです。だから、無理に熱をさげようとせずに熱のある間、なるべく快適に過ごせるように気を配ってあげましょう。 特にガタガタと寒がったり、逆に暑がったりしているときは温度調節をこまめに。のどがかわくので水分もまめに与えるようにしましょう。 |
|
| ◎ あれっ熱かな!?と思ったらとにかく熱を測ってみて |
おでこに手を当てただけでは正確な体温はわかりません。必ず体温計を使いましょう。このとき、まず脇の下の汗をふくこと。そして、体温計の先は脇の中心を突くような向きにして。
体温を感知するセンサーは、体温計の先に付いているので向こう側に突き抜けてしまっては意味がありません。
できれば朝昼晩と測ってメモ書きやグラフにしておくこと、病院で診断してもらうときに役立ちます。
一般に熱は朝は低く、夕方は高くなりがちと覚えておいてください。 |
|
|
| ◎ 室温は暑すぎず寒すぎず適温に |
赤ちゃんの首のうしろに手を入れて、汗ばんでいたら暑すぎ。手足を触ってみて冷たくなっていたら、寒すぎと考えて温度調節を。
しかし、エアコンの風がじかに当たるような場所に寝かせないこと。 |
|
|
| ◎ ガタガタしているならあたためて |
熱の出始めには、寒気がしてガタガタと震えがくることがあります。そういうときは保温が大切です。
体は手足から冷えてくるので、布団を少し多めにかけ、冬なら足元に電気あんかをいれると効果的です。ただし、直接足につけず、少し離していれ、あたたまったらスイッチを切ると安全です。
赤ちゃんのグズグズがひどいときは、毛布にくるんで抱いてもいいです。
|
|
|
| ◎ 暑がっているときは薄着にして |
昔は『熱がでた』といえば、布団も衣類もどんどん厚くして、汗を出させて治す人が多かったようです。きっと思い浮かぶママも多いのではないでしょうか。
でも本来は、暑がっているときは薄着にした方が快適なのです。布団も暑いならかけなくても大丈夫です。
無理に厚着をさせると、体力を消耗させることになってしまいます。体が弱っているときには逆効果ですね。
もし機嫌がよく、本人が起きていたいようなら、無理やり寝かさず起こしておいたほうが、気分転換ができるようです。
|
|
|
| ◎ 着替えはいつもよりこまめに |
熱があるときは、汗をよくかきます。汗をそのままにすると体を冷やすし、不快なので1日に2回でも3回でも着替えさせてあげましょう。
ことに眠りから覚めたときは汗が多いので清潔な衣類に着替えたいものです。 |
|
|
| ◎ 水分補給をこまめに |
熱があるときはのどがかわくし、軽い脱水症状になっていることもあるので、水分を十分に与えることが大切です。
甘すぎたり塩分の強いものは、逆にのどがかわくし、食事も乱れがちになるので、麦茶や湯冷まし、イオン飲料を与えるといいでしょう。
ことにオレンジジュースは刺激が強いので体調の悪いときはリンゴ果汁が無難です。 |
|
|
| ◎ お風呂は避けましょう。夏はシャワー程度に。 |
入浴は体力を消耗します。いくら元気でも熱があるときはお風呂は避けた方が無難です。熱い湯につかるのは疲労の原因になります。
平熱に下がったあとも、入浴はお医者さんの許可が出てから。どうしても入りたいときは、部屋をあらかじめあたためて、シャワーを浴びる程度にしておきましょう。 |
|
| ◎ 頭を冷やすなら水枕を |
水枕が熱を根本的に下げるわけではありません。でも、頭を冷やすと気持ちがよく、眠りやすくなるようです。
赤ちゃんが嫌がらなければ利用してみるといいですね。
蓄冷剤を使ったアイスノンなども手軽で便利です。いずれもそのまま当てると冷たすぎるので肩を冷やさないよう、タオルでくるんであげましょう。 |
|
|
| ◎ 解熱剤は間隔をおいて |
とてもつらそうなときは、解熱剤で一時的に熱を下げるのもひとつの方法です。
でも、解熱剤は発熱の原因を取り除くものではないので、薬が切れてくればまた熱は上がります。あくまで熱との戦いの”休戦タイム”と考えて与えすぎないように。次に使うときはお医者様に言われた間隔は守りましょう。 |
|
|